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ActiveReportsは、レポート生成時(Runメソッド実行時)や、デザイン画面上で「レポートの設定」ダイアログを表示したときに、その環境のプリンタドライバから用紙サイズ等の情報を取得します。その際に参照されるプリンタは、(特に指定しない限り)その環境上で「通常使うプリンタ」に指定されているものです。この機能は、開発者が用紙に関する情報をひとつひとつレポートに設定しなくても良い反面、下記に挙げる問題を引き起こします。
上述の問題を回避するために、ActiveReportsには仮想プリンタ機能が用意されています。仮想プリンタを指定した場合、レポートは実行環境に接続されたプリンタから情報取得は行わず、用紙情報はユーザーが任意に指定します。この結果、レポートの実行環境に接続されたプリンタに依存しないレポートの生成が可能となります。
注意:仮想プリンタを指定して生成したレポートをWindowsフォーム用のレポートビューワで印刷する場合、実プリンタに関する情報がビューワに受け渡されないため、特に何も設定をしない場合、印刷が実際に行われる環境上の「プリンタのデフォルト値」で印刷されます。 |
コードから設定します。
Visual Basic
Visual Basicコード |
コードのコピー
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Private Sub NewActiveReport1_ReportStart(...) Handles Me.ReportStart |
C#
C#コード |
コードのコピー
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private void NewActiveReport1_ReportStart(object sender, EventArgs e) |
仮想プリンタが特に有効となるのは、以下のような場合です。